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結婚生活

朝起きると急いで身支度をして実家へ徒歩で向かう。

 

 

先に起きた娘は夫の車に乗り私の実家にいる。遅く起きて毎日寝坊をしている私は「おは」の一言で玄関を開けて貰いピザトーストを出して貰い娘の朝飯は父が手伝ってくれながら食べさせてくれている。その時間夫はバリバリと労働に勤しんでいる。休む暇もない。

 

 

休む暇もないの定義を丸一日ゆっくり休める休みがない事とお昼ご飯はかっこむように働きながら食べるを今回の定義とする。夫はサラリーマン会社員ではない。職業を記入するとだいたいの人達が「…、、ご主人様お仕事お忙しいと思うのでこの後は奥様が代理で引き続き進めさせていただければそれでいいですよ」と相手の方から言ってくる。

休む暇のない生活なので契約など何度も話を聞いたりサインして受け取ってまた渡してみたいな作業は代わりに私が担当してきた。

しかし、例えば学資保険のような世帯主の通帳確認が必要となりますといったようなものに関しては夫本人でなければダメなので日曜日の朝一番に銀行を特別に開けて貰い承諾のサインを夫がしたら本人はすぐ職場に戻るような生活。

 

 

大体は同業と結婚するので、忙しさのせいかなにのせいかはわからないが離婚率もそこそこで独身率も非常に高い。順調に働けている方は労働とは?などと疑問に思わない。そのような方々は既に休職に入っている事が多くそのような方々に私は相談される事が時々ある。

 

妻には言えない

妻には話せない

妻の気持ちが知りたい

妻の気持ちがわからない

 

大体このような悩みだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

facebookに私は実名でなんでも書く。

夫の同級生も同僚もいるが関係なく適当になんでも書いている。

 

 

奥さんに会ってみたいと夫が言われ誰だかよく知らない人の所へ私は顔を出して家庭とはなんぞや。仕事とはなんぞや。体がいうことをきかないんや。つらいねん。でも俺は頑張ってるんや。俺のなにがダメやねん。大体そんな話だ。

 

「あいつはどうやってる??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫がどんな裏技を使って、家庭を大切にしているのか?ということをよく聞かれる。

 

 

 

 

 

 

 

最初に回答を書いておくと、

嫁である私のそもそもの生まれ持った気質として「ひとりの自由」をこよなく好き好んでいる事。そういう相手を妻にしたので結婚生活にご機嫌取りだとか媚びみたいなものは不要。更に言えば自由にさせておくのが円満の秘訣にほぼ近い。私は旅行の計画を立てるのが面倒なので家族で出かけようとされると正直嫌だと思う時もあるくらい。しかし娘の為であれば出掛ける寸前まで寝ていて残り10分で出発ですのタイミングで飛び起きて着替えて化粧して車に飛び乗る。そこから先は適当に米津玄師などが流れている車内で朝マック食いてえなどとぼやき、あぁ…10:20だからギリ間に合うかどうか…というような会話をする。

 

 

 

 

子はかすがい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝を見に行こう。

 

 

I love 自然の夫は娘が自由に駆けずり回れる場所をリサーチし、私はもしかしたらこんな最悪な事態に陥るのではないかの視点からタオルや着替えなどが詰まった最悪グッズをGUの大きな紙袋に詰め込んでトランクに乗せたまま用意をしておく。

面倒くさがりのわりには最悪の事態を常に考えとにかく最悪になりませんようにと常々願っている。なのでよほどのことがなければ全部楽しいし全部有難い。

これが我が家だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいつはどうやってる?に対し答えがない。

 

強いて言えば、精一杯の努力で休日をとれるように頑張ってくれている事が妻側の私に伝わる事。伝わるのでその努力に応える為に私も布団から起き上がる。あとは子供が笑ったりしている。子連れはアクシデントもたくさんあるがそのアクシデントから逃げない事をお互いに頑張っている。アクシデントに対し反省して翌日も翌々日もその次の日もLINEで何度もどうすれば良かったかを話し合っている。なぜあの時子供が飛び出したのか?靴のマジックテープに葉っぱがついた件で取れないだとか取れたけど臭いがどうだとか玄関の泥が固まってるから拭いたとかなんだとかそういえば親子活動参加不参加の紙がきたけど緊急事態宣言出たからどっちかわからないとかそんな内容。

 

 

 

 

同僚とそのご家族がどのような状況か2割程度しか想像する事は出来ないのだが、人間前向きな事がわりと大切だったりするような気もする。もちろん泣きたい時もある。

 

 

子供を投げ捨てたいと思った事は何度もある。

その度に私は子供も顔負けなくらいにいつでもどこでも泣いてきた。もちろん夫のお母さんの前でもたくさん泣いて私辛いですと叫びちょっと…場所移動しようか…?(笑)と義母もびっくりの素直さでその日はスタバを奢ってくれたのでフラペチーノを飲んだらスッキリしてゲラゲラ笑ってさよならした。もちろんスタバの写真を撮って義母なうはfacebookに即出した。

 

 

これももともとの性格。

頑張り屋だけど泣く時は泣く。旦那さんのお母さんとスタバ行ったの??というようなコメントに対し、そうだよ私が一階の受付の所で泣き出したら通行人に見られてしまってそのままスタバに連行されたんだけど奢ってくれたんよ!!うまし!!限定うまい!!

 

 

そう。限定はうまい。なぜなら限定だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ能天気な性格なのか?

答えはNoすぎる。

 

かなり神経質な性格で、Yahooニュースの誤字脱字を見つけるとライターの名前の所まで画面をスクロールし確認した後検索してなるほどどこそこ社出身のフリーランスかなどとチェックするまである。

協調性を大切に思う心から競争が始まると傷付くのが怖いのでなんとか自分だけでも逃げ出そうと一番乗りで隅っこに隠れてしまう弱さもある。しかも速攻でみつかる。

なにげない一言で嫌な感じがした時はそっと気配を消して知らないふりをしたりする。

あ、この人私の自由を奪いそうと思ったら子育てが忙しいという力技でなにがなんでも距離を取る。

気を遣い争いが起こらないように神に祈りを。いや、祈るだけでは事足りず、あの…争わないでください…と言うわけではないがなにかしらの方法で率先して話を聞きに行ったりもする。

積極的に問題解決に向けて全力疾走するアグレッシブさもある。

そんなに走って大丈夫なのかと心配される事がよくあるが大丈夫!私O型なんで!と意味がわからない適当な返事をしてしまう適当な所もある。

頑なに頑固で、「いや、、再配達は17時までだから今16:58っすよね?だから電話したっすけども」と言う時もあるしすいません遅くなりましたと21:35にウォーターサーバーの水が届けば「お疲れ様っす悪かったっすねまたよろっす」とへらへらしている事もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな私と暮らしていて夫はどうだろう。

最近子供以外の話でなにを話しただろうか。

 

 

 

 

 

確か、トヨタの車が廃盤になるらしい柏木が新車で買ったのに終わりが早かったみたいな事を言っていた。ウエルシアのドーナツのカロリーが高い件で毒ドーナツと呼んでいて深夜に食べると死ぬ事を教えてくれた。YouTubeのLIFE!nhkが面白い話で私が教えた所それは俺ももう観た風間くんよかったよねと悪徳に見えてただ貯金を勧めてるだけの男の回に賞賛の声を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バーキンとペガサスのカバンは買えたん?」

 

値段も調べず適当な質問ではあるものの、あぁ、、とりあえず私の話をしてあげようとしてくれてるのかなと思い「うん。あのね、そういうんじゃないんだけど欲しいのは買えた。新しいツイリー買ったよ、なんかねスカーフみたいな私いつも巻いてるじゃん?」

 

そうだっけ??

 

 

そう。それ。それ買った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘ですボリード買いました。

棚の上の上に置いてんだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良かったね(^^)!!

そうなの良かったの(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新婚の頃はクレドポーで洗面所が埋め尽くされている事に怯えながらビクビクしていたが、「あれ?…気付かない感じ?」がエスカレートしてしまった。かと言ってなにも報告しないのはちょっと気まずいので、時々「じゃじゃーん♡新しいシャンプー!美容室専売品なんだよ」などと、ゆうて数千円程度のものに大喜びしている仕草をわざわざ見せつけてしまう。

 

 

 

そんな日に限って3万の香水さっき買った所だからホントごめんなーと思いながら「私それやっとくー!」生き生きと家事に取り組む。おー、すいませんすいません。シャンプーも香水もいい匂いだからバレないように同じ日に開封したけどどのみちバレないくせになにがしたかったんだと自問自答する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて事を私は日頃から常習犯で約9年近くしていますから、私が夫に不満を抱いたとしてもなににもなりませんでしてアドバイスも助言もございませんが…いつもお仕事お疲れ様です。

 

くらいしか言えない。言ってない。何もない。

女性と違い男性は具体的な案を待っているのでいい案があれば出したい所だがないものはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喜びも悲しみも解放していく作業から。

嫉妬を悪い方向に捉える人は負け組。悲しい気持ちや悔しい気持ちを前向きに捉えて行動出来る事ができる人はいいという話を理三の学生がstand.fmで話していた。

針間くんという名前で数年前にお昼番組バイキングを賑わせていた学生である。

 

文末に全く関係のない話題を持ち込んで申し訳ないのだが、とても良い話だったので残しておく。

https://stand.fm/episodes/5e61260327b2efa7bba9c52c

 

わざわざDLするほどの事でもないので簡単に文字で説明しておいた。

 

 

私は彼のような若者から刺激を貰いstand.fmを始めたのだが会社にバレて怒られて消した。そのような私のような者が人様に助言することなど基本的にないのである。

 

 

 

 

 

日常を楽しく。

それが全てで大体のことに答えはないのだと思う。